こんにちは!
埼玉県所沢市狭山ヶ丘
リンパエステサロンのクアンミールです。
日ごとに暖かさが増し、日中は汗ばむ陽気になってまいりました。
皆様のお肌の調子はいかがでしょうか?
今日はお肌と季節の関係、そしてこの季節に気をつけたいスキンケアのポイントについてお話ししたいと思います。
まず今日のタイトル「肌は季節を後追いする」というお話から。
今までお肌の状態は春夏秋冬という季節変化に応じてすぐに変化すると考えられてきました。
そのため、一年中で最も紫外線量が少なく湿度が低い冬には肌は最も明るい色となり、乾燥すると信じられてきました。
ところが!
実際のデータを詳細に分析してみると肌は季節変化に対し1~3か月も遅れて変化するということが分かってきました。 (※エステティックライフ研究所)
日本の四季の中、普通に生活している人の場合、
肌の色 =冬よりも春のほうが明るくなる
肌の乾燥=真冬よりも冬の終わりから早春にかけて進む
という結果になっていたのです。
肌は季節の変化に対応し環境順応しようとして変化しますが、肌の状態として目に見えて表れるまでには、しばらく時間がかかるため、肌は季節を『後追い』いする形で変化するのです。
つまり、現在の肌状態は、今の季節環境だけでなく、1~3か月前の季節環境やケア方法の影響を強く受けているということになります。
たとえば、紫外線量と肌の色変化、肌の潤い変化です。
【紫外線量と肌の色変化】
夏を過ぎると紫外線量は減少しますが、肌は紫外線の多かった春~夏の影響を後追いして8~9月に最も暗くなります。
一方、春になると紫外線量は急増しますが、肌は紫外線量の少なかった冬の影響を後追いして2~4月にかけて最も明るく、紫外線に対して無防備な状態に陥ります。
【肌の潤い変化】
気温・湿度ともに一番低いのは12~1月ですが、この時期の寒気、乾燥による代謝低下などの影響が後追いし、肌は2~3月に水分量が一番低くなっていることが分かっています。
このように、肌は季節を後追いして変化するのです。
日本には四季があり、一般的には春夏秋冬に合わせた肌のケアがなされてきました。
しかし、肌が季節を後追いすることをもとに、季節と肌変化のずれを考慮したスキンケアをしっかり取り入れることが大切なんですね。
そしてこの時期4~5月のスキンケアのポイントです(*^_^*)
①UVケア
冬の影響でいまだ肌の色は明るく、メラニンも少ない無防備な状態です。
4月はもうすぐ終わりますが、4~5月は一年の中で紫外線量が多い時期に入ってきます。
冬にあまり紫外線を受けていないこともあり季節を後追いした肌はいまだ明るく白く、この時期は無防備な肌状態であるため紫外線の影響をとても受けやすいのです。
UVケアは一年中大切ですが、特に夏よりもこの時期の紫外線対策はとても大切といえます。
新緑の山へ出かけたり、アウトドアを楽しむ機会も増え、紫外線をきちんと予防することが必要です。
②洗顔
この時期はほこりやチリ、花粉の多い時期でもあり、気温の上昇とともに皮脂分泌が活発化します。
冬の季節を後追いしたお肌は、紫外線をあまり受けていないので肌は薄い状態です。薄いということはそれだけ敏感になりやすい状態でもあります。そのため外部からの刺激に注意する必要があります。肌は汚れやすくなり、べたつき、かぶれ、ニキビなどが出やすくなるので、この時期は念入りな洗顔もポイントです。肌トラブルを防ぐために肌の汚れを取りのぞき清潔に保つことが大切です。
洗顔はこすらず優しく、保湿もしっかりお願いします(*^_^*)
年間を通じて前後の季節を考慮しながらのスキンケプランを立てることが大切ですね。